和紙造形ってなんだか聞いたことがない方も、多いですよね。
お家のキッチンのような場所で和紙が漉け、オリジナルの和紙アートが楽しめる手法なんです。
以下に定番の作り方を記載します。
もっと知りたくなった方は、ぜひ、お気軽にコンタクトをください。
染料で、漂白後の楮(コウゾ)を染色。 赤・青・黄・黒を用意します。 繊維を水に攪拌し、ネリ(アクリパーズ)を混ぜます。
簀(す)のサイズのゴム版か、ソフトボードに絵を書き、パーツごとに カッターで切り離し、型を作成します。 型は裏返ししたものを、簾にはめます。
※簀(す)
和紙を漉く道具で、木枠に網の張られたものです。
型を1箇所ずつはずします。
はずす毎に、素材を流し込みます。 もしくは、繊維を針で掬い、簾の網の上に置いていきます。 水は下に落ち、網の上には繊維が残ります。
裏の網側から、確認しながら、製作を進めます。 すべての型のパーツに、素材が流し込まれたら、 最後に全体に白楮を流し漉きします。
触ってみて完全に乾くまで数日間、乾かします。(板乾しの場合もあります。) 簾の枠をはずし、和紙造形作品を簾からはがしたら、作品の完成です。